M大佐と春の奇祭【著・M大佐】

M大佐と春の奇祭 ギャグ


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皆さんは『ヤマ○キ春のパン祭』はご存知だろうか?

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『東映まんが祭』『花王ヘアケア祭』と並ぶ“日本三大祭”(東映、花王どちらか片方を抜いて『ジャパネットたかた利益還元祭』や『秋葉原電気街祭』を含める等諸説ある)の一つであり春の訪れ告げる祭であると共に、パンを購入し食した者はシールを集める事によって全ての願いが叶えられる代わりに外来の白い皿を漏れ無く得られるという由緒正しい天下の奇祭である。


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↑ありがたい祝詞の儀式(出典:フ○パン)

宗派によっては『あさはぱん ぱんぱぱん』とありがたい祝詞を唱えるとされていますが、春のパン祭における正しい祝詞は『ヤマ○キ、春のパン祭〜♪』であるのが正しいそうです。

多くの人は春のパン祭の由来も知らず、ただ春に訪れる“シールを集めれば漏れ無く白い皿が貰える祭”と勘違いしがちですが、本来の始まりは違ったものでした。

始まりは春のパン祭の始まった1981年より遡ること5年前の1976年、ヤマ○キさん(場所は伏す)は春に浮かれるアベックに腹を立てており、一方的な妬みからついに暴力行為に走り相手を血祭りにしてしまいます。


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↑出典:『特定男性を導く自由過ぎるヤマ○キ』

これがパン祭よりも先に開催された幻の奇祭『ヤマ○キ春の血祭り』であり、こののち5年間開催され“特定の男性達”によって祭は例年大いな賑わいを見せます。

しかし1980年には遂に祭の存在が世間に露見しだすと報復を恐れたヤマ○キさんは祭の路線を大きく変更しました。『ヤマ○キ春の“血(blood)”祭り』は『ヤマ○キ春の“パン(bread)”祭』へと名称変更され、漏れ無く“赤い血”祭りにしていた行事を“白い皿”が当たる行事へと変更。

白い皿は旧デュラン社(現アルク・インターナショナル社)製の陶器ではなく強化ガラスで出来た皿であり、軽度な衝撃にも強く電子レンジでも使えるので好評であり今も続く祭の基礎を作りあげました。

しかし悲しい事に日本三大祭と謳われていた祭のうち『東映まんが祭』と『花王ヘアケア祭』が廃れてしまい伝統文化の継承の難しさが問題とされています。


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↑伝統技能による“白い皿”作成風景

この記事を通して失われゆく日本の伝統文化を守りゆく為にも、私達は今日もパンやお惣菜、弁当に付属するヤマ○キシールを集めて古き良き日本の伝統文化、ひいては祭文化を応援し後世に残していかなければならないと改めて思わないでもなくはない。

※この物語はフィクションです

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