私がバチェラー・パーティー(独身生活最後の旅行)として選んだ場所は、キャンプだった。
旅の概要に関しては準備編をご覧ください。
独身生活最後の旅にして初めてのキャンプ。
一緒に行くTEAMマーセナリーズ(以下マーセ)のメンバーは皆、キャンプのど素人。
それなのに、勢いだけでキャンプをすると決めてしまった私たち。
果たして、ど素人だけでキャンプは成立するのか。
それでは、独身生活最後の旅行に出かけますか。
ばちぇキャン◼️、はじまるよ!
旅立ち〜プロローグ〜
集合は、いつもの場所。
早朝、いつもより大きめのカバンを持って赤い電車に揺られる。
キャンプにしては軽装かもしれない。
でも、キャンプとは言っても、必要なキャンプ用品はほとんど現地でレンタル出来るし、しかも泊まるのはテントでなくコテージだから、そんなに荷物は必要ない(というか必要なものはY紳士とT先生任せにしている😑)。
カバンの中に入っているのは、防寒具くらい。
それにしても、今日は天気が良くて暖かい。
コートを着ていると暑いくらいだ。
絶好のキャンプ日和。
待ち合わせ場所の、最寄りの駅で下車する。
駅の改札口を出ると、スマホを取り出し、アプリを開く。
私は、『駅メモ』という、実際に存在する駅にアクセスして遊ぶ位置ゲームをやっている。
これがなかなか面白く、取得した駅が増えていくのはとても快感だ。
今回の旅行では他県に行くので、新しい駅が沢山取れる事を楽しみにしている。
結婚式の準備等で色々忙しかったので、遠出をするのは久しぶりなのだ。
しかし、駅メモは1日にアクセス出来る回数が決まっている。
せっかくの遠出、新しい駅を取りまくりたいのに、制限があってはすぐにアクセス不可となってしまう。
愛知から出る前に閉店ガラガラ! ワオ! 状態だ。
もちろんその点は考えられていて、1日アクセスし放題のアイテム(ライセンスと言う)がある。
そのライセンスがあれば回数制限なくアクセスし放題、無敵状態だ。
まるで、マリオがスターを取った時みたいに。
そのライセンスは、いとも簡単に手に入れる事が出来る。
そう、課金すればね。
私は以前のイベントか何かで手に入れたライセンス1枚と、課金してゲットした初心者用お得パックについてくるライセンス1枚を合わせたこの計2枚で、今回の旅行に挑むことにした。
待ち合わせの時刻より早く着いてしまった私は、課金したお金(¥100)を1銭も無駄にしたくない為、出来る限りアクセスしまくる。
そうしてスマホを見つめながらポチポチしていると、自転車に乗った小学生の男の子に声をかけられた。
若干小太りの、やんちゃそうな男の子だ。
「ポケモンGOですか?」
なるほど、スマホの画面にかじりついている私を見てポケモンGO仲間と思ったのだろう。
しかし私はポケモンGOはやっていない。
やりたいとも思っているけど、やりだしたら執筆の時間が減ってしまうし、ブログ用に写真を撮りまくるので、スマホのストレージは出来るだけ空けておきたい。
「違いますよ」
と返事したけど、それだけでは終わってしまっては人間関係が希薄な現代社会を象徴するような会話のようでなんとなく嫌だったので、
「ここは、良く出るのですか?」
と、まるで心霊スポットで幽霊が現れるのを訪ねるかのような問いかけをして会話を続けてみたが、ポケモンGOに勤しむ少年の時間を奪ってしまっては申し訳ないと思い、話もそこそこに切り上げた。
しかし、ふと思った。
ポケモンGOで出会いが生まれるのだな、と。
その出会いから生まれ出づる人間関係は、仲間か、友人か、恋人か分からないけど、新たな出会いが生まれるのは素晴らしい事だ。
出会い、と言えば恋愛をイメージするかもしれないけど、恋愛の他にも、出会いというのは人生を変えるような大きな意味を持つ時がある。
そんな出会いを与えてくれるなんて、素晴らしいじゃないかポケモンGO。
そうそう、私がやってる駅メモだってきっと素晴らしい出会いが——
いや……、
私の個人的な、本当に勝手なイメージだけど、駅メモをやってるのは、おっさんだ。
しかも、でんこ(駅メモに登場する女性キャラクター)のコスチュームをゲットするガチャ(ラッピングガチャという)に数千円(あるいは数万円)を課金したりする、狂ったおっさんだ。
そんな狂ったおっさん連中と知り合ったところで何になるというのか。
駅メモに詳しくなるか、居酒屋で駅メモ談義をするくらいだ。
……まぁ、何気にちょっと楽しそうだけど。
駅メモについてはこちらをご覧ください☺️
そんな事を考えながら駅メモで執拗に近場の駅にチェックインしていると、目の前に颯爽と赤い彗星が現れた。
あの車のフォルムには、見覚えがある。
T先生の車だ。
そして、その助手席にはM大佐。
すかさず、私も犯人を追うウィル・スミスのように車の後部座席に乗り込む。
そうすると、M大佐から信じられない言葉を投げかけられた。
「今日は財布出さなくていいよ」
なに?
それはつまり、今日はお肉やお酒、交通費、キャンプ場の利用料金、その他諸々色々お金を出すシーンがあるけど、私は一切お金を出さなくていい、という事か?
今日ゲーム屋さんに立ち寄れば、PS4やキングダムハーツ3も買ってもらえるという事か?
なんというイケメン発言……
惚れてまうやろ!!!
そのイケメンさを、私ではなく、是非とも世の女性たちに発揮してもらいたいところです。
とは言っても、それがマーセのメンバーの良いところなんだけど。
ということで、みんなは結婚する私のお祝いとして、意地でも私にお金を使わせないつもりらしい。
……ありがてぇ😭!!!
ここに来るまでに早速財布を開けて電車賃を支払ってしまったが、それはなかったことにしよう。
そして暫く談笑していると、満を持してY紳士が愛車に乗って登場。
Y紳士、髪型とサングラスによってはアウトレイジに出てくる人と思われがちですが、実際は優しいお兄さんです。
Y紳士のミニバンはすでにアウトドア・モードになっており、色々とキャンプ用品などが積まれている。
なんか、こういうの見るとワクワクする!
T先生の車の荷物をY紳士のミニバンに積み込むと、いざ出発!
旅立ちです!
コストコで買い出し
さて、まず向かうのは、Y紳士御用達のコストコ!
コストコに行って食材の買い出しです。
そうそう、マーセの旅には欠かせないアニメのDVDも、M大佐とT先生がレンタルしてきてくれました。
今回選んだ作品は『メイドインアビス』、『宇宙よりも遠い場所』、『アクティヴレイド』、『ゴールデンカムイ』の4作品。
M大佐&T先生チョイス。
めっちゃ楽しみだな!
最初に観るアニメは、メイドインアビス。
最初に何を観ようか迷いましたが、グロいのは最初に消化しておこう、という考えです。
ちなみにメイドインアビスは前回の旅で最後の方の巻が観れてなかったので、その続きです。
あの、でっかいハリネズミみたいな奴にボコボコにされる、トラウマになりそうなくらいグロいシーンが終わったあたりですね。
あぁ、メイドインアビスやっぱ面白いな。
ってか駅メモをポチポチしながらアニメ観ていますが、これがなかなかしんどい。
画面をタップふるだけなんですが、私は2つのことを同時に出来ない性格なので、どちらかに集中したいところ……
ですが、今日は駅メモを始めてから初めての遠出! なのでめっちゃ楽しみにしてて、ここは頑張ってアクセスするしかない!
そんな感じで、アニメ観てポチポチしてたらすぐに着いちゃいました。
コストコで危機に陥る2人
やってきましたー!
常滑市にあるコストコに到着です!
空模様がめっちゃキャンプ日和ですね!
まるで、キャンプの神さまに祝福されているかのような神々しささえ感じるほどの、曇天。
ってかなんか空から水滴が落ちてきたし!!!(゚д゚)
まぁ、天候など気の持ちようでなんとでもなるものです、気にせずにコストコで買い出しだ!
さて、コストコですが、普通のお店のように誰でも自由に入れて買い物が出来るというわけではありません。
コストコは会員制。
しかし、必ず会員でないと入れないわけではなくて、1つの会員カードがあればそのカードの持ち主の他に2名まで(18歳未満の子供は人数制限なし)同伴で入場する事が可能。
私たちは4人で、会員カードを持っているのはY紳士のみ。
という事は、1名がコストコに入れずに待ちぼうけになってしまう。
そんな、1人だけはばにする(仲間外れにするの意、愛知の方言らしい)ような事は許さない!
という事で、M大佐が漢気でコストコ・プリペイドカードの登録をしてくれることに。
コストコのプリペイドカードには、非会員でも1日だけ特別に入場出来るという特典があり、この制度を利用すれば4人揃ってコストコに入場出来るというわけです。
コストコのシステムって、知らない人からするとちょっとややこしく感じますよね。
慣れたらなんてことないんだろうけど🤔
ありがとう、M大佐🙏
プリペイドカードの登録の為に颯爽と店内に入っていくM大佐とY紳士。
M大佐の登録が済むまでT先生と私は外で待ちます。
色々と談笑しながら待っているのですが……、
寒い!!!((((;゚Д゚)))))))
ここ最近は気温も上がり暖かくなってきていたので完全に油断していました……コートを車の中に置いてきてしまった😭
キャンプ場は山の中にあるので寒いにしても、まさかコストコでこんな凍えるはめになるとは。
ここで、私の頭上にステータス画面が表示された。
ピコッ!💡
HP:❤️❤️❤️❤️❤️
MP:⭐️⭐️⭐️
何気に登録に時間がかかっているみたいで、なかなか出てこないM大佐とY紳士。
寒い、とにかく寒い……
やばい、この寒さけっこう体力削られる。
HP:❤️❤️❤️♡♡
MP:⭐️⭐️⭐️
永遠に続くような、この寒さ。
まるで、現世で周囲の迷惑も顧みず寒いオヤジギャグばっかり吐いてたおっさんがあの世で連れて行かれる地獄の刑罰を受けているようです。
段々と体温が奪われ、意識が朦朧としてくる。
HP:❤️♡♡♡♡
MP:⭐️⭐️⭐️
「T先生、疲れたろう。私も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ……」
混濁する意識の中、コストコの上空、曇り空の隙間から光が差し込み、天使たちが舞い降りてきて——
HP:👼
MP:⭐️⭐️⭐️
GAME OVE_
——その時、救世主のごとく登録を済ませたM大佐とY紳士が登場!
間一髪のところで救われた。
あぁ、救いの神よ、感謝します。
あともう少しでキャンプじゃなくて天使とお空の旅に出かけるところでした😇
さぁ、気を取り直していくぞ!
コストコに突入だ!
あー、コストコの中に暖かいー☺️
地上の楽園、コストコ。
コストコに入った瞬間にHPが回復!
HP:❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️
MP:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
今ならクジンシーあたり倒せる!
さぁ、買い出しだ!
コストコには生活雑貨から家電、タイヤまでなんでも揃っていますが、やはり一番魅力的なのは食料品ですね。
美味しそうなの沢山ある……
魅惑の食材が混沌と蠢く中、本当に買うべき商品を、曇りなき眼で見定め、決める!
ってか、コストコのアメリカンかつ業務用感ハンパないボリューミーな商品の数々には本当に圧倒されますね。
コストコで売られている商品は量や数が多いので値段もそれなりにするのですが、T先生は商品の値段を他と比べて「コストコの方が安いな」と計算されてたりしました。
やっぱりお得みたい🤔
コストコを上手く利用されてる方は節約上手だと、勝手なイメージを私は持っています。
そんな感じで数多の食材の誘惑に打ち勝って選んだ商品が、こちら!
肉、肉、肉……でっかい肉!!!
そう、M大佐には『コストコででっかい肉を買って心の赴くままに好き勝手に焼いて食べる』という野望があったのです!
その野望がついに、今日、果たされます。
肉の他には、おつまみ用のサラミやチーズ、マスカルポーネロール、そして……、20個入りのマドレーヌ。
私が「マドレーヌ美味しそう……」と言ったばかりにM大佐が「好きなもの買いなよ」って事でカートに入れてくれたのですが、この超美味そうなマドレーヌが後々このキャンプ及びM大佐に多大なる影響を与える事になります。
さてさて、買い物は済ませましたが、コストコの楽しみは、買い物だけではありません。
フードコートのホットドッグ!
これがとにかく安い!
ホットドッグはドリンク(おかわり自由)付きで¥180!
これは嬉しいですよね。
T先生は『プルコギベイク』も購入。
これも美味しそうだなー。
価格は¥420と、ホットドッグよりも高く感じるかもしれませんが、かなりのボリュームがあります。
そして、美味しい!
見よ、このインスタ映えを一切考慮しない撮影技術。
ホットドッグの玉ねぎやケチャップなどはセルフサービス。
コスト削減の為かもしれませんが、このセルフでトッピング出来るのが何気に嬉しかったり。
ドリンクも普通のドリンクバーみたいに数種類の中から選べます。
やっぱホットドッグときたらコーラだろう! って事でコーラを選んだのですが、ドリンクのメニューにマウンテンデューを発見。
マウンテンデュー、別にそんなに頻繁に飲んだりするわけじゃないんですが、味は好きなんですよね。
でも、やはりホットドッグにはコーラだろうとカップにコーラを注ぐ。
美味い、ホットドッグとコーラ最高。
しかし、脳内にちらつくマウンテンデュー。
なんか知らないけど、めっちゃマウンテンデューを飲まなかった事が、心に引っかかる。
別に、そこらへんのサントリーの自販機とかで買えばいいのに……
マウンテンデュー……
ちなみに、ドリンクはY紳士、T先生、私がコーラを選び、M大佐はウーロン茶。
こういうところですよ!
カロリーメイツとスリムなM大佐との体型の差が生まれてくるの!
ホットドッグ食ってるうちに晴れました!
いつも思うけど、マーセのメンバーの誰か絶対に晴れ男。
さーて、次はちょっと離れたスーパーに移動してお酒、買いますよ!
お酒だ、お酒🍺🎶
酒もってこーい!(CV:ニャンコ先生)
調味料や、お酒を買い込む!
ここでも「せっかくだから好きもの買いな」とイケメン発言されたので、私は躊躇なくプレモルとスパークリングワインを買い物カゴに投入。
調子こき過ぎか……、みんなのバチェラー・パーティーの時がこわい。
マーセのメンバーが結婚できないように呪いをかけておかなくては。
さて、買い出しが終わったのでキャンプ場に向かいましょう!
車に乗り込み、またアニメを観つつ、駅メモをポチポチする。
Y紳士はひたすら運転☺️
ちょっとお腹が空きましたね……
こいつが先ほどコストコで購入した、噂のマドレーヌ。
基本、映えを意識しないので、写真はひと口かじった後のマドレーヌです。
うーん、期待通りの美味しさ。
これからキャンプに行って肉を食うというのにマドレーヌを食べるM大佐と私。
M大佐、賢いのにこういうやんちゃな事するんですよね。
もう完全に肉食えなくなるフラグ立ちました。
そういえば数年前、会社でバーベキューをした事があって、BBQ会場まで上司の車に乗せてってもらったのですが、その上司が「美味いサンドイッチ教えてあげるよ」って言ってBBQの直前に喫茶店に寄り、大皿いっぱいのたまごサンドを注文。
うん、確かに美味しかった。
今思い出しても、また食べたいと思う。
だがしかし、BBQの前にこの量のサンドイッチはないだろう。
結果、やはりBBQで肉を食えず。
人は何故、愚かな過ちを犯すのか。
人類は学ばない。
時は流れ、歴史は繰り返す。
そして着きました、三重県は亀山市にあるキャンプ場『かぶとの森テラス』!
かぶとの森テラスでキャンプ開始!
ここがキャンプ場というやつか……
アウトドア系念能力者のオーラを感じる。
めっちゃインドア派なので武者震いするぜ……
そうそう、先ほどの写真に写ってる建物は管理棟。
この管理棟でチェックインを済ませ、キャンプ用品をレンタルします。
キャンプ用品は事前に用意され、綺麗にまとめられていたのでめっちゃ分かりやすい!
敷地内には綺麗な川が流れています。
中学生の頃の林間学校とか思い出すなぁ。
水辺に佇むT先生は何を想うのか。
大・自・然!!!
なんだか、森の奥から祟り神が飛び出してきそうですね。
自然のパワーに癒されます、良いところだ。
川の向こう岸には、キャンパーの方々のテントが見えます。
ガチキャン△の方たちか……
彼らをプロのハンターでかなりの念の使い手とするならば、私たちはこれからハンター試験を受ける、念の存在すら知らないひよっこ。
いつか、あの頂に挑みたい。
ちなみに、この日の予約は一杯のよう。
キャンプ人気が伺えますね🤔
かぶとの森テラスさんでは、色々とキャンプ用品をレンタルする事が出来ます。
焚き火台、ダッチオーブン、テーブル、イス、シェラフ、ほとんどレンタルしました。
薪は1束¥400(税別)。
アウトドア・ワゴン等を借りられるので、それにレンタルしたキャンプ用品を積んでコテージまで運んでいくことも出来ます。
さーて者ども、運ぶのじゃー!
ってかコテージとか泊まるの初めてだし、どんな感じなんだろう!
楽しみだ🎶
かぶとの森テラスのコテージ
おぉ、これがコテージというやつか!(゚д゚)
この建物が、今回お世話になるコテージ。
横に止まってるミニバンは、白銀の2つ名で知られるY紳士の愛車『ふとましい号II世』。
反対側はこんな感じ!
ベランダがついてるのがなんだかシャレオツ。
稀に、こういったコテージの中で見知らぬビデオテープを発見する事がありますが、ちゃっかり観ちゃったりすると某貞子から電話がかかってきて呪われるので注意が必要です。
今なお、貞子シリーズの作品が制作され続けてていますが、やっぱ松嶋菜々子さんと真田広之さんが出演されてた『リング』が一番怖いし面白いですね。
恐怖映像集の『呪いのビデオ』シリーズでもそうですが、幽霊は分かるか分からないくらいに現れるのが一番怖い。
ハッキリ現れちゃうと逆に興醒めです。
貞子みたいに、井戸からチラ見せしたり、ラストでちょっと登場するくらいが一番ベスト。
あ、貞子の事考えてたらちょっと怖くなってきた……
貞子出ない、貞子出ない。
気を取り直して、さっそく中に突入だ!
玄関です。
木の質感がテンション上がる!
右の扉はトイレ。
便座は洋式で、綺麗なトイレでした。
お子さんがいても安心して利用出来ます。
こちらがキッチン!
お湯も出ます。
ちなみに、コテージ内で火の使用は禁止なので注意が必要!
奥はこんな感じ!
広々としていますね、Y紳士が突然寝技とか披露してきそうな広さです。
エアコンも完備。
快適に過ごせそうだ!
ランタンも置いてありますね。
ホント色々揃ってるので、初心者には嬉しいです。
最早、身1つで乗り込んできてもイケるんじゃないかってくらい至れり尽くせり。
ベランダからの眺め。
手前の、切り株みたいなのが置いてあるところが焚き火出来るスペース。
最初に訪れた管理棟は、川挟んで向かい側に当たります。
私がベランダからの眺めを撮影してると、おそろしく速いT先生が横切っていった。
俺でなきゃ見逃しちゃうね。
さてさて、キャンプといったら、火!🔥
とりあえず火を起こすことにしましょう!
キャンプの醍醐味、焚き火
Y紳士が独自のルートで鰻を焼く時に使うようなめっちゃ良い墨を持ってきてくれました。
なんかでら美味い肉焼けそうだし!
こちらはレンタルした『ダッチオーブン』。
魔女が変な薬を作る時に使うやつみたいな外観していますね。
どうやって使うのは私はまったく分かりません!
こちらがど素人たちが必死こいて起こした焚き火です。
暖かい〜☺️
というか、薪には火がついたけど、肝心の炭に火がつかない!
どんだけ火をかけても燃えない。
炭ってこんなにも火がつかないものなのか……
この調子だとドラグ・スレイブ放ったとしても燃えてくれない。
苦戦する我々4人。
ただ灰になる薪と、時間だけが無情に過ぎていく。
その時、
「鰻屋さん、毎回どうやって炭に火つけてるんだ」
という一言で、M大佐が閃く。
「扇いでねぇじゃん!」
そう、炭に火をつけるには、うちわなどで扇いで酸素を送り込む必要がある。
その基本を、我々はすっかり忘れていた。
扇いだらすぐ火がついた!
炭に火をつけるなんて余裕じゃないか。
余裕のよっちゃん!
私たちはもう炭マスターと呼ばれても過言ではないレベルに達した。
炭が調子良く萌え始めた事に気を良くし、ダッチオーブンで調理を始めるY紳士。
ちなみに、Y紳士はリアルに料理が上手い。
料理や家事が苦手な女子にはY紳士がオススメ。
何でもやってくれます。
Y紳士は正社員で働いていますが、副業で専業主婦もやってくれます。
少々性癖に難有りですが、オススメの物件ですよ☺️
何やら謎の葉っぱをシチューに入れてました。
そこらへんに落ちてる葉っぱじゃないですよ!
ちゃんとしたナントカっていう料理に使う葉っぱ!
すげぇ本格的に調理してるよ、Y紳士。
炭もいい感じになってきたので、試しに肉を焼いてみるM大佐!
始球式ならぬ、始肉式です!
皆、M大佐が肉を焼く様子に注視する。
まるで、牛の出産を見守るみたいに。
いい感じに焼けた肉を、M大佐が箸でつかみ、頬張る……
M大佐の動きが止まった。
と思った次の瞬間、M大佐は目を見開き、天を仰ぎ、咆哮した。
「うーまーいーぞーーーー!!!」
その咆哮と共に、口から眩い光を放つM大佐。
その光は柱となり、空へ昇り、厚い雲を突き破り、宇宙の果てをも照らし出した。
それは、何よりも美味いという証。
肉の味皇ことM大佐に『美味い』いただきました!(以上の描写は竜宮世奈の主観によるものです。実際のM大佐は口から光を吐きません)
これで、
肉☆解禁!
いつでも肉焼ける!🍖ψ(`∇´)ψ
しかし、焦ってはダメだ。
肉は夜のお楽しみとして取っておくのだ。
それに、まだマドレーヌ様も腹に留まっておられる。
時が来るのを待つのじゃ。
おおお、なんかキャンプっぽいぞ!
Y紳士作のダッチオーブン・シチューがめっちゃ美味しそうなんだけど!!!
コーヒーを、豆から挽いて淹れてくれるT先生。
そういえば、初めてT先生の家に行った時も、こうやってコーヒー淹れてくれました。
こういうおもてなしが出来る人間になりたいですね。
お・も・て・な・し!!!(゚д゚)
……言いたかっただけ☺️
モンベルのステンレスカップの登場だ!
こいつで飲んだらもう『アウトドア☆しちゃってるボーイ』です。
あぁ……、T先生の淹れてくれたコーヒー、めっちゃ美味しい。
最高。
美味しいコーヒーとくれば、甘いもの欲しくなりますよね……
マドレーーーーヌ!!!(ハンバーグ師匠風に脳内再生推奨)。
なんなんだ、この美味い食い物は。
普通に食べても美味しいけど、やっぱ焼きたては最高!
あれ、気づけば20個入りのマドレーヌが3分の1くらい減ってる。
おかしい……、私はまだ2個くらいしか食べてないのに……
記憶を辿る。
ここへ来る途中、車の中、私の横に座るM大佐が、
「マドレーヌ美味ぇ、美味いわぁ……」
とか言いつつマドレーヌつまんでる姿が走馬灯のように脳裏に横切った。
それは、尋常な数ではなかった。
ストイックなのに甘い物の欲望には勝てないM大佐。
この時あたりから、M大佐の様子が不穏になり始める。
Y紳士のシチュー作りは佳境に入ってきた。
もう、美味いことが確定しているそのヴィジュアル。
みんなで少し味見してみるが(もちろん味見程度では済まない)……
めっちゃ美味い!!!
やっぱ料理上手だわ、Y紳士。
そしてこのタイミングで、コストコで買ったリーサルウェポンを投入。
M大佐の野望であった、分厚い肉!!!
肉が白っぽいのは、火が通りやすいようにY紳士が肉をヨーグルトにつけて下ごしらえしてくれました。
料理を全くしない私からしたらヨーグルトに肉をつけるとかプロの料理人!? って感じなんだけど。
そんなん出来ひんやん普通!⚽️
いい感じに焼けてきましたよ!
こんな贅沢、なかなか出来ひんやん普通!⚽️
見た目、すごく良くない!?
これはもう高級フレンチのお店で出せば一切れ¥5000とかで売れます。
すみません、フライングでルービー🍺いただいちゃいます。
美味い肉があるのにビールを飲まないなんて、美味いコーヒーがあるのにマドレーヌを食べないのと同じ。
非常に愚かしい行為です。
まるでローストビーフだな!
めっちゃ薄く切って5切れ¥2000くらいでスーパーで売ろう!
それでは、いただきます!
うん、美味い。
マジ、肉美味い。
幸せ。
もう、ひと月に1回くらいのペースでバチェラー・キャンプやりたい。
何故かパンを焼き始める我々。
パンなんか食ったら夜にとっておいた肉食えんくなるし!
もうわやだがや!
しかし、この時から、M大佐がいよいよ苦しそうな表情を浮かべ始める。
実はM大佐、この日は夜勤明けでそのままこの旅に参加してくれてるのです。
無理に私のスケジュールに合わせてくれて。
なので、ただでさえ身体のコンディションが悪い中、長時間同じ姿勢のまま車に揺られつつマドレーヌを食べまくるという、内臓に対する苦行とも言える行為を続けていた為、M大佐はまさに満身創痍で立っているのもやっとの状態だったのです。
本当にすまねぇ、M大佐……
M大佐の分まで美味しく肉をいただきます☺️
火って、落ち着きますね。
焚き木にあたってまったりしてるの、なんだかとても、良い。
キャンプをされる方の気持ちが分かった気がします。
さて、日も暮れてきたので、本格的に肉を焼いてBBQ!!!
……といきたいところですが、さっきのワイルドな肉とシチューとパン(M大佐はマドレーヌ)でみんな満腹。
如何せん、マーセのメンバーもう歳です。
そんな無茶出来る年齢ではない(とくに内臓的に)。
大量に余ってる肉はとりあえず保留に。
さて肉の話は置いといて、ここ『かぶとの森テラス』の近くには温泉があるのですが……、
なんと、かぶとの森テラスさんでその温泉の割引チケットがいただけるという事!
これは行くしかないだろう♨️
管理棟で割引チケットをいただき、いざ温泉へ!!!
暗闇を斬り抜け、恐怖の峠の先へ!大山田温泉さるびの
Y紳士の白銀に乗り込み、温泉を目指す。
さすがキャンプ場があるところだけあって、超山の中。夜になると辺りは真っ暗。
だけどまぁ、近場ならそんなに恐れることはありません。
暗闇をどんどん突き進んでいけ!
ゴーゴー!!!
ゴー!
ヒロミ・ゴー!
ゴー……
あれ、なかなか温泉現れないんだけど(゚д゚)
さっき『かぶとの森テラスから近い』と書きましたが、すでに山を1つ越える勢いです。
行けども行けども、先の見えぬ闇。
しかもけっこうな峠道。
安全運転で走っていたら、後ろからけっこうなスピードでヘッドライトが迫ってくる。
ミニバンであるY紳士の白銀には不利な道である為、後ろの車に道を譲ったところ、なんとAE86。
たぶん豆腐運んでます。
ハチロクが攻めるようなリアル峠道。
スマホは圏外。
野生の鹿まで出現する始末。
おいおい、すげぇところに来ちまったな……
カーナビに案内されるまま進んでいくと、どんどん道は細くなっていく。
不安になりながらも、カーナビが示している道なのだからと、ヘッドライトが照らす地面を見つめながら闇の中を進んでいく。
細い道は勾配を増し、視界が開け、稜線が近づく。
その時、助手席に座る彼女が叫んだ。
「止まって!」
僕はその声に驚いて、反射的に急ブレーキを踏んだ。
「なんなんだよ、もう」
彼女は、震える手で目の前を指差していた。
「道、ない……」
「え……」
彼女が指差したその先に道はなく、断崖絶壁になっており、見下ろした底には地獄へ続くような闇が横たわっていた。
いやだな〜、こわいな〜。(CV:稲川淳二)
——なんて事はありませんでしたが、マジでカーナビに騙された為ちょっと迷いつつ到着。
後で調べたら、かぶとの森テラスから温泉までは車で13分ほどでした。
きたきたーっ!
けっこう大きな施設!
温泉なんて久しぶり!
『伊賀の国 大山田温泉 さるびの』に到着
まるで忍びの里のように、山奥にひっそりとたたずむ『大山田温泉さるびの』。
一体どのような温泉なのか、手合わせ願おうではないか!
いざ参らん、入湯!!!
店員のおばちゃんに割引チケットを手渡し、入湯料を払う(やはり私は払ってもらう)。
さて、ここからは入浴タイム。
残念ながら、マーセメンバー入浴中のサービスショットはありませんm(_ _)m
サウナあり露天あり、ジェットバスや滝に打たれるやつ、温泉が1階と2階に分かれていたり(1階のお湯は熱め、2階のお湯はぬるめ)と、色々楽しめるお湯です。
普段シャワーで済ませちゃうので、こうしてゆっくりと湯船に浸かるのは久しぶりです。
あ〜、極楽極楽。
癒される〜。
ゆっくり温泉に入れるスローライフ、素敵ですね。
サウナもガンガン入りたかったですが、少しお酒が入ってるので控えました。
あー、ホント温泉って素晴らしい!
でも、あんまり長いこと入ってるとのぼせちゃうので、そろそろ出ますか。
はー、サッパリサッパリ。
あ……
大内山牛乳!!!🐮
お風呂上がりはやっぱ牛乳でしょう!
大内山牛乳のコーヒー牛乳!!!
T先生が奢ってくれました!
ありがとうございます!
風呂上がりのコーヒー牛乳最高だ、めっちゃ美味い……
でも、大内山牛乳って飲むの初めてだな。
コーヒー牛乳、めっちゃ美味しかったけど、普通の大内山牛乳も気になる……
なんて話してたらT先生がまた奢ってくれましたー!
ありがとうございます、大天使T先生よ👼
お風呂上がりに、コーヒー牛乳と普通の牛乳を味わい、しかもそれを奢っていただくという、これ以上の贅沢があるだろうか? いや、ない!
お風呂上がりのビールも良いですが、牛乳も最高ですね。
こういう楽しみをひとつひとつ噛み締めて生きていきたいと思う今日この頃。
いやー、ホント最高でしたな☺️
『伊賀の国 大山田温泉 さるびの』
〒518-1412 三重県伊賀市上阿波2953
☎️0595-48-0268出典元:公式サイト
温泉に入って癒されたので、かぶとの森テラスに戻って酒盛りじゃ!
来た時と同じ真っ暗な峠道で帰りますが、一度通ってしまえば安心感は幾分も増しますね。
ただ、やはり野生の鹿は出現しました🦌
かぶとの森テラスのコテージへ無事帰還!
さて、夜はこれからだ……お楽しみの時間!
魅惑のバチェラー・パーティー
お酒!!!
お祝いっぽく、スパークリングで乾杯!
だがしかし、M大佐は体調回復のために横になってる。
すまねぇ……
と上辺だけ謝りつつ遠慮なく酒とつまみを食べまくる。
マーセの旅行では夜にアニメや動画を観るのが伝統となっていますが、今回はY紳士が機転を利かせてくれて、プロジェクターを持ってきてくれました。
おぉ、すげぇ!
お金持ちの家にあるホームシアターだがや!!!
Y紳士、マジでこれはナイスアイデアだな!
みんなでお酒飲みながらホームシアター観るって、これ以上の贅沢があるだろうか? いや、ない!
この時観ていたアニメは『宇宙よりも遠い場所(通称・よりもい)』ですが、私は初見だったけど、めちゃくちゃ面白い!
女子高生が主人公の青春アニメですが、そこらへんの青春ものとは一味違う!
恋愛したり、スポーツをするのではない。
女子高生たちが目指すのは、南極。
まわりから揶揄されても絶対に信念を曲げず、南極へ行くという非現実的とも思える目標に向かって突き進む、熱く、そして健気な彼女たちの姿を応援せずにはいられなくなります。
ちなみに、私が好きな登場人物は『小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)』。
出典元: 公式サイト
容姿端麗で知的に見えますが実はポンコツなところがたまりません。
あと、やはり何を言われてもどんな困難が立ちはだかっても南極に行くという夢を諦めない根性と健気なところが素敵です。
独身最後の宴会なのでやりたい放題。
カロリーがどうとか肝臓がどうとか一切気にしない。
バーベキュー串に、ハム、サラミ、チーズ、トマトと好きなものばかりを突き刺して一気に食べるという、贅の限りを尽くす酒池肉林のY紳士。
すごく素敵な笑顔をしています☺️
良い感じに酔っ払った頃、よりもいも感動のフィナーレを迎える。
ネタバレになるし長くなるので詳しく書かないけど、物凄く良い作品!
こんな爽やかで切なくなる作品なかなかないな。
是非皆様にも観て欲しいアニメでした。
ここかぶとの森テラスでは22時が消灯時間となっています。
そろそろ寝る時間だ。
よりもいの素晴らしい余韻に浸りながら寝るとしますか。
寝る時は、やはりシュラフ!
シュラフで寝るのは初めてなのでしっかり寝れるのか不安でしたが、全然快眠。
シュラフや、下に敷くマットもレンタル出来ますし、コテージにはエアコンもついてる!
防寒具さえ持って来ればかぶとの森テラスさんならほぼ困ることなさそうな感じです。
睡眠の妨げになったものと言えば、花粉症の鼻水くらいでした😑
それではおやすみなさい。
かぶとの森テラスでの目覚め〜ゆうべはお楽しみでしたね〜
翌日。
おはようございます。
素晴らしい朝が来ました、希望の朝です。
うーん、とても清々しい!
この清々しさは自然の中でないと味わえないですね。
朝のコーヒーを淹れてくれるT先生。
手慣れた感じが素敵です。
いい香りがしてきたぞ!
ってか私もコーヒーセット買おうかなぁ。
ソロでキャンプ行っても手馴れた感じでコーヒーかラーメンくらいは作れるようになりたい。
昔はよく独りでドライブしてて、無駄に山とか海に行って誰もいないところで缶コーヒーを飲むってのが好きな超絶陰キャだったのですが、その山で独り缶コーヒーの癒しレベルを『10』とすると、キャンプで焚き火にあたりながらの手作りコーヒーは『150』レベルくらいある事が判明しました。
なんだろう、キャンプって凄い。
『朝食 Op.483』
作:Y紳士
コストコのマスカルポーネロールとベーコン、昨日のシチューです。
なんか、アウトドアっぽい朝食!
マスカルポーネロール美味い。
シチューにマスカルポーネロールを浸して食べる井之頭五郎食いも最高。
ワイルドさを感じる厚切りのベーコンも美味。
そして、マスカルポーネロールを食べきると、昨日の残ったマドレーヌが登場。
加熱しているので表面がサクサクしてまた美味しい。
マジマドレーヌ何個でもいける。
昨日の反省などまったく活かす事なく、マドレーヌを食べる我々。
まったく愚かしい生き物だ、人間共よ。
だがしかし、人間とはそういうものだ。
そこに愛すべき人間としての本質があるように私は思う。
だから今日もマドレーヌを食う。
明日の朝食も、マドレーヌ。
結婚式の内祝いもきっとマドレーヌ。
食べ終わったら、誰もがめんどくせぇと突き放すであろう片付けタイムです。
借りた道具たちを綺麗に洗い、ゴミを処分する。
あ、せっかくだから、ゴミ捨て場のご紹介をしておきましょう。
お片づけ。かぶとの森の設備紹介
ゴミ捨て場は、管理棟の奥にあります。
この裏の橋を渡って行くと近い。
橋を渡って右手にあります。
こちらのカゴに空き缶やペットボトルを捨てます。
分別だいじ!
ペットボトルはラベルとキャップを剥がしてから捨てるべし!
ダンボールや燃やせるゴミはこの建物の中に入れます。
せっかくだから俺はこの白い扉を選ぶぜ!
大人になった今でも、綺麗な川を見ると飛び込んで遊びたい衝動に駆られます。
まぁ、この季節に水の中に入るのはクレイジーの所業だけど😑
砂防ダムを見ると何故か林間学習を思い出してしまいます。
楽しい時間というものはすぐに過ぎてしまうもので、そろそろこのかぶとの森テラスさんともお別れ。
手練れのキャンパーの方も、私たちのような素人も安心して楽しめるかぶとの森テラスさん、是非チェックしてみてください!
『かぶとの森テラス』
〒519-1127
三重県亀山市加太中在家8125
☎️0595-98-0605出典元:公式サイト
それでは、我々の地元の愛知に帰りますか。
愛知への帰還〜エンドロール〜
あれ……、地元に帰るつもりが何故またコストコに?
まさか、無限ループ!?
確か、かぶとの森テラスから帰ろうとしたら山狗(やまいぬ)に捕まって、そこからの記憶が……
やはり、
もういい……
よくわかった!
この世界が袋小路である事が!!!
いつかループものの小説を書きたい作家志望の竜宮世奈です。
何故またコストコにいるかというと、一度は地元に帰ったのですが、帰りの道中で観ていたアニメ『ゴールデンカムイ』の続きがめっちゃ気になる! という事で、レンタルビデオ店でゴールデンカムイの続きをレンタルし、どこで観ようかと検討したところ、またコストコまでドライブしながら観よう! という事になったのです。
キャンプから帰り、心身ともに疲れも溜まっているであろうにそこからまたドライブ(しかも昨日行ったコストコ)に出かけるという、このクレイジーの所業こそマーセナリーズの真髄なのです。
それにしても、ゴールデンカムイもなかなか面白いですね。
いつだったか、まだT先生が加入する前のマーセの旅、その時は1泊2日の長距離の旅で、旅は楽しいし良質なアニメを沢山観てとても心が満たされていたのですが、旅行の締めとして最後に観たアニメが今なお伝説として語り継がれる『ニンジャスレイヤー』で、旅の最後の最後でカオスな心持ちになったという残念な思い出が残っています。
アニメを見る順序、だいじ。
コストコではY紳士が何やら日用品を購入していました。
Y紳士はコストコを上手く利用してる系男子。
そういえば、お腹が空いてきた。
そうだ、コストコにはホットドッグがあるじゃないか!
しかも何故か私の心に突っかかってるマウンテンデューが飲める!!!
しかし、フードコーナー前に並ぶ、出勤時間帯の駅のホームのような行列を見て断念。
最早我々には、行列に並ぶほどの体力も残されてはいなかった。
出来る事と言えば、車に揺られてゴールデンカムイを観る事のみ。
しかし、やはり旅行の締めとなるお昼ご飯だから、ちょっくら豪勢に行きたいよなぁ!
って事で選んだのが、こちら。
マックのノーマル・ハンバーガー(ポテト、ドリンクなし)!!!
最早、コストコで買った肉の塊を豪快に網で焼いて食ったような気概はどこにも感じられるません。
うん、普通に美味しい。
マックも無性に食べたくなる時ありますよね。
ごちそうさまでした。
ラスボスであるハンバーガーを難なく倒した、と思いきや、隠しボスが潜んでいました。
そう、マドレーヌ(オメガウェポン)。
今回の旅で、大きな爪痕を残したマドレーヌ(主にM大佐に)。
そのマドレーヌも、とうとう残り1つとなりました。
あれだけ食べたのにまだ残っているとは、とんでもない生命力です。
しかし、マドレーヌももはやこれまで。
トドメは、やはりあの方に食していただきましょう。
そう、M大佐に!!!
完食。
マドレーヌに始まり、マドレーヌに終わった旅だった。
今回の旅は、私のバチェラー・パーティという事で、とりあえずはっちゃけた旅にしようという趣旨から計画が始まりました。
そこからマーセのメンバーが色々考えてくれて、無理に私のスケジュールに合わせてくれてくれて、本当に素晴らしい旅行になりました。
結婚式の前日、という訳ではなかったですが、この後すぐに私は入籍し、結婚式も挙げました。
私は変わる事を拒む人間なので、独身生活が終わってしまうのも寂しく思っていたのですが、今回の旅で気持ちの整理がついた気がします。
マーセのみんな、本当にありがとう。
感謝です。
そして、これからも面白い旅を続けていきましょう!
さて、次はどこを旅しようかな。
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