hideさんのドキュメンタリー映画『HURRY GO ROUND』を観てきました。
まず、観終わった後の素直な感想を言うと、
もの凄く良かった。
予想以上に素晴らしかった。
この『HURRY GO ROUND』は、hideさんの死の真相を追求していくドキュメンタリー映画です。
あまり書きたくはないのですが……、
自殺なのか、事故だったのか。
その真相を握る鍵となっているのが、この映画のタイトルでもある、hideさんの事実上最後の曲となった『HURRY GO ROUND』。
何故、自殺と言われるようになったのか。
hideさんが亡くなった時にマスコミが『自殺』と報道してしまったのもあるのですが、私としては、このHURRY GO ROUNDという曲の存在が大きかったと思います。
どこか切なげなメロディーと、輪廻転生を連想させる歌詞、そして最後に残された曲ということで、hideさんの死と結びついてしまった。
結果的に、HURRY GO ROUNDは遺書だ、なんていう説も出るほど。
映画では、真相を探る上でのキーワードともなるべきこの曲『HURRY GO ROUND』を軸にして、本当は自殺だったのか、あるいは事故だったのか、真実を探し求めていきます。
ナビゲーターとなるのは俳優の矢本悠馬さん。
矢本さんは音楽は好きみたいですが、hideさんについてはほぼ無知の状態。
そんな、hideさんの事を何一つ知らない1人の若い俳優さんが、hideさんの地元・横須賀でゆかりの地を訪れたり、一晩中映像を観たり、hideさんと親しかった方達のお話を聞いたりして、徐々に『hide』という人物について知っていきます。
この、矢本悠馬さんを起用されたのも、すごく良かったと思います。
私なんかは中学生くらいからずっとhideさんの事が好きなので、ある種の固定観念のようなものが出来ちゃってると思うのですが、矢本さんはhideさんについては真っさらな状態なので、入ってくる情報をそのままの形で受け入れる事が出来る。
混じりっけのない疑問を持ってインタビュー出来る。
それによって、新たな事実も見えてくる。
矢本さんの純粋な人柄が、そうさせるのかもしれません。
果たして、自殺なのか、事故なのか。
様々なhideさんの思い出に触れた矢本さんは、どのような結論に至るのでしょうか。
それは、皆さんの目でお確かめ下さい。
この映画では、hideさんの弟・松本裕士さんやI.N.Aさん、色々な方にインタビューをされているのですが、hideさんとの思い出話や、けっこう踏み込んだお話だったり、貴重なお話を沢山聞く事が出来ます。
更にhideさんのレアな映像も沢山使われており、ファンとして嬉しくなるものばかり(そしてやっぱり寂しくなったり)。
hideさんが暮らしていたLAのスタジオ、アパート、ロケ地、よく行ってたお店とかの映像もあり……いつかはLAに行ってhideさんゆかりの地巡りしたい!(笑)
ちょっとネタバレになってしまうのですが……、
映画のエンディングで、20年間眠っていたの幻のボーカルトラック『HURRY GO ROUND(hide vocal Take2)』が流れます。
hideさんの歌声とアコースティックギターというシンプルな構成の曲です。
最後にこの曲が流れてきた時、まるでhideさんが目の前でアコースティックギターを弾きながら歌ってくれているようでした。
製品にする前のボーカルトラックなので、hideさんの声がリアルで生々しいんですよね。
心に響いてきました。
そして、思いました。
やっぱhideさん歌上手いし、声も良い!(笑)
本当に素敵な方です。
この映画、絶対観るべきです。
公式サイトはこちら。
映画館の周りがhideさんカラーに
HURRY GO ROUNDのムビチケカード。
カッコよくてしかもお得!
イオン名古屋茶屋のシネマでは、イエローハートが展示してありました。
同じイオン内の島村楽器にもhideコーナーが!
男性の店員さんもhideファンらしく、映画を観て「泣いてしまった」と言われてました。
とても親切な店員さんで、hideモデルのギターを触らせてくれました。
嬉しかったぁ♪( ´▽`)
ありがとうございます!m(_ _)m
みなさん、楽器を購入する際は是非、島村楽器イオンモール名古屋茶屋店で!(笑)
私はバンドではドラムを担当しているのですが、中学生の頃にエレキギターを買い、今でもたまにそのギターを弾いて遊んだりしています。
いつかはhideモデルのモッキンバードが欲しいなぁ。
映画のエンディングで流れた『HURRY GO ROUND(hide vocal Take2)』は、トリビュートアルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』に収録されています。
参加アーティスト | 収録曲
1. Dragon Ash | ROCKET DIVE
2. MIYAVI | ピンク スパイダー
3. FLOW | D.O.D. (DRINK OR DIE)
4. Cocco | GOOD BYE
5. 西川貴教 | ever free
6. HISASHI × YOW-ROW | DOUBT
7. ACID ANDROID | ELECTRIC CUCUMBER ※1
8. BREAKERZ | EYES LOVE YOU
9. SEXFRiEND ※2 | Bacteria
10. GRANRODEO | TELL ME
11. hide | HURRY GO ROUND (hide vocal Take2) ※3
※1 zilchのナンバー
※2 アイナ・ジ・エンド(BiSH)とUK(MOROHA)によるスペシャルユニット
※3 20th Memorial Track
出展元:http://www.hide-city.com/mcontents/special/tribute_impulse/
参加アーティストも豪華で素晴らしいアルバムなのですが……、やはり1番の目当ては『HURRY GO ROUND(hide vocal Take2)』ですね。
本当に良かったんです(笑)
このアルバムは、是非聞いて欲しい。
この映画のテーマ。
『自殺』なのか、『事故』なのか。
私個人の考えとしては、『分からない』です。
あらゆる状況から見て事故なんですよね。
でも、hideさんが何を考えていたかなんて、hideさん本人にしか分かりません。
ましてや、hideさんのような天才(なんていう簡単な言葉で一括りに出来る方ではないのですが)の考えている事なんて、凡人の私には遠く及びません。
私が地球でぼーっと空を眺めているだけの存在だとしたら、hideさんの思考は遥か彼方宇宙の果てまで飛び出していってます。
だから、『分からない』。
でも、それでいいんです。
大切なのは、hideさんの意識を受け継いで未来に繋げて行くという事だと思うから。
私も、hideさんの想いを胸にたずさえ、夢に向かって頑張っていきます!
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