2018年、今年のノーベル文学賞の発表が見送られるとの事。
選考機関内の不祥事が原因らしいのですが、伝統ある賞に関わる者が不祥事を起こすという事は残念で仕方ありません。
BBCニュース – ノーベル文学賞、今年の発表見送り 委員家族の性的暴行疑惑で https://t.co/r2HQgUp0Fs pic.twitter.com/6srBtTtxRy
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) May 4, 2018
私はノーベル賞に対しては純粋な思想によって運営されていると夢見ているところもありましたが、やはり権威の周りはどこも腐敗しているようですね。
近年、こういった問題は非常に多い。
今回の問題が明るみになったのは『#Me Too』運動がきっかけのようですが、今まで隠蔽されてきた問題が明るみになるのも(そういった事実があるのは非常に悲しいですが)、良い傾向に向かっているのだと思いたいです。
こういった膿を出していって、組織が、社会全体が“浄化”されていくのを願います。
しかし、やはりノーベル文学賞が見送りというのは残念ですね。
書籍の売り上げが著しく減少している中で、ノーベル文学賞というのは受賞した方の作品『本』が注目され、本屋さんが盛り上がる一大イベントだと思います。
文学好きの端くれとしては、その本が注目される貴重な機会をなくしてしまうというのも、残念ですね。
それに……、毎年受賞が期待されている村上春樹さん。
私は俗にいうハルキストではないのですが(村上春樹さんの作品は大好きだし、とてつもなく影響を受けている)、文学賞発表の日などは今年こそは、今年こそはと、胸を高鳴らせながらのべつ幕なしにスマホをチェックしてしまう始末。
今年はそれがないというのも、ちょっと寂しいなぁ😢
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